2024 年 5 月 30 日予算案が可決され、その変更点が発表されました。各地でデモやプロテストがおきていましたが、さて、その変更点とは？下記の通りまとめました。
（下記の内容はそれを確約するものではありません。詳細は政府のサイトをご覧ください。）
政府予算案が発表されました。これが仕事と収入など、経済的な問題にどのような影響があるのでしょうか。
個人所得税の基準額が調整
2024 年 7 月 31 日より、個人所得税の基準額が調整されます。
NZ年金と退役軍人年金
ニュージーランド・スーパーアニュエーション制度（New Zealand Superannuation scheme）は、ニュージーランド居住者のほとんどが65歳になったときに受給できる年金です。退役軍人年金は、65歳になった兵役経験者に支給されます。受給資格を満たしている限り、2週間に1度これらの年金が支給されます。
7 月 31 日から個人所得税の基準額が変更されるため、NZ年金、および退役軍人年金を受け取る一部の人々は、税コードが「M」の場合、より多くの額を受け取ることになります。「S」税コードを使用している場合は変更はありません。この変更は自動的に行われます。何もする必要はありません。新しい金額での最初の支払いは 8 月 13 日に支払われます。
主な福祉給付金に変更なし
これらの税率は税引き後に設定されているため、主な給付金の支払いは変わりません。
Jobseeker Support （求職者サポート）
Supported Living Payment（生活費サポート）
Youth Payment（青少年サポート）
Young Parent Payment（両親サポート）
Sole Parent Support（ひとり親サポート）
FamilyBoost ファミリーブースト
FamilyBoost は、IRDによる新しい政策です。 2024 年 7 月 1 日から請求される幼児教育 (ECE) 費用の一部が親または介護者に払い戻されます。
認可されたECEに登録している5歳以下の子どもがいる家族で、年収18万ドル未満の世帯が利用できるようになります。保育補助を含む支払いをIRDから受け取っている人は、保育中の子供の ECE 費用がある場合、このFamilyBoost を請求することができます。
FamilyBoost は、20 時間の ECE およびIRDからの保育料の支払い後、残りの ECE 費用の最大 25% が返金されます。 2024 年 7 月 1 日から ECE 請求書を保存する必要があります。請求書をIRDに提出することで、2024 年 10 月 1 日から 3 か月ごとに FamilyBoost を請求できるようになります。
詳細については、IRDの Web サイトで間も近日発表予定とのことです！
処方箋
2024 年 7 月 1 日より、公的資金による医療提供者 (公的専門家を含む) からの全額助成を受けた処方箋品に対する 5 ドルの自己負担金が、以下を除くすべての人に返還されます。
65歳以上の人
コミュニティ サービス カード所有者
14歳未満
コミュニティ サービス カード所有者の扶養家族である 14 ～ 17 歳。
処方箋費用が増加した場合、より多くのサポートを受けることができます。新たな費用が発生した場合は、過去 12 か月間の詳細がある領収書を薬局にリクエストできるようになります。
Apprenticeship Boost ”弟子入り”
“弟子入り”ブーストは 2024 年 12 月 31 日以降も継続され、職業訓練としての見習いのトレーニングの最初の 1 年間に利用できます。雇用主に直接支払われる支払いです。これは、実習生が資格取得に向けてトレーニングしながら収入を得ることができることを意味します。変更は 2025 年 1 月 1 日に発効します。
住宅の変更
緊急住宅の資格
政府は3月に緊急住宅の変更があると発表しました。従来の緊急住宅支援サービスは継続され、住宅仲介業者、即時賃貸プログラム、これらへのサポートサービスが含まれます。
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