top of page
執筆者の写真アオテア教育サービス

【NZ首相辞任】ジャシンダ・アーダーンが世界に示したロールモデル

先日、アーダーン首相の辞任報道がされ、驚いた方も多いかと思います。次期選挙に向けて、次のリーダーも気になるところではあります。ニュージーランドのニュースや報道で日々報道される彼女ですが、今回の記事ではアーダーン首相の辞任発表について、VOGUE JAPANの記事を参考に日本ではどのような報道がされているのかご紹介しようと思います。

彼女は、永遠のロールモデルだ(VOGUE JAPAN,MASAMI YOKOYAMA, MINA OBA,2023年1月19日) ファッションやライフスタイルの雑誌でおなじみVOGUEの日本誌では、銃規制やコロナに関する決断の他に、首相在任中に産休を取得したことについても取り上げています。確かに産休を取得した首相は世界のどこにも、彼女しか存在しません。このニュースは、確かにニュージーランド国外を驚かせました。特にまだまだ子育てを励ます支援制度には課題が多く残る日本にとって、このようなリーダーの存在は励まされますね。 ユニセフ(国連児童基金)・イノチェンティ研究所、2021年の先進国における保育政策や育児休業政策を評価して、順位を付けた報告書「先進国の子育ての支援の現状(原題:Where Do Rich Countries Stand on Childcare?)」の発表によれば、日本の総合順位は41か国中21位とされ、まだまだ子育てへの励ましや支援への課題が残ることがわかります。 この状況を見た時に、多くの批判を受けることは分かりつつも、リーダーとして、産休を取得した首相は、子育て組にはかなり大きな励ましだったのではないでしょうか。 今回、アーダーン首相の辞任発表に多くの方が驚いたことだと思います。批判も増え、大変な中にあった彼女ですが、彼女の任期中には誰もが想像も予期もできなかった事件や出来事があったことを思うと、本当に「お疲れ様でした」と心から思います。そして子育て支援のアングルから彼女をみると、VOGUEの日本誌にあった「ロールモデル」として、本当に素晴らしかったと思います。 1つの出来事を多感的に捉えるという教育が広がっています。一つの出来事に対し、他の国ではどのような報道がされているか、反対意見の人々がどのような意見なのか、自分がそれらをどう思うのか、それは何故なのか?いろいろな観点からみる力も備えていきたいですね。アーダーン首相、本当にお疲れ様でした。

Comentarios


bottom of page