Skills GroupがNational Trade Academyを買収 職業教育と英語教育の新たな展開に期待
- Aotea Education Service

- 8月13日
- 読了時間: 3分
ニュージーランドで教育・職業訓練を展開するSkills Group Training Limited(Skills Group)は、2026年7月、クライストチャーチを拠点とするNational Trade Academy Limited(NTA)を買収したことを発表しました。
今回の買収はNZQA(New Zealand Qualifications Authority/ニュージーランド資格庁)の承認を経て行われたもので、Skills Groupにとって、農業をはじめとする第一次産業・土地関連産業(Primary and Land-based Industries)における教育分野を拡大する重要な動きとなります。

National Trade Academy(NTA)とは?
NTAは、2000年からクライストチャーチを拠点に職業教育・訓練を提供している教育機関です。
農業(Agriculture)、園芸(Horticulture)、馬・馬術関連(Equine Studies)、動物飼育(Animal Care)、養蜂(Apiculture)など、ニュージーランドの第一次産業と関わりの深い分野を中心に、実践的な教育を提供しています。
また、NTA English Academyでは留学生を対象とした英語教育も行っており、General English(一般英語)やIELTS対策などのコースを提供しています。
今回NTAがSkills Groupの一員となることで、Skills Groupはこれまで限定的だった第一次産業分野での教育を拡大するとともに、クライストチャーチをはじめとする南島での教育提供体制をさらに強化していく方針です。
なお、今回の買収によってNTAの授業や学生サポートなどが大きく変更される予定はなく、既存のプログラムはこれまで通り継続されると発表されています。
NTA English Academyの今後にも注目
AESでは先日、クライストチャーチにあるNTA English Academyを訪問し、今後の英語教育についてお話を伺いました。
マーケティング担当のAmy氏によると、NTA English Academyでは、これまでのGeneral EnglishやIELTS対策に加え、今後は専門コースへの進学を見据えた「NZCEL(アカデミック英語コース)」の開講に向けた準備も進めているとのことです。
英語を学ぶことだけを目的とするのではなく、その先にある専門分野の学習へとつなげていくことができれば、留学生にとっても新たな選択肢となりそうです。
今回、NTAがSkills Groupの一員となったことで、NTA English Academyの英語教育と、Skills Groupが持つ幅広い職業教育・専門教育との連携も期待されます。
今後、英語学習から専門分野への進学までを見据えたプログラムなど、NTA English Academyならではの新たな英語コースがどのように展開されていくのか注目されます。
AESより
ニュージーランドでは、大学などでのアカデミックな学習だけでなく、実際の仕事や産業につながる職業教育も重要な進路の一つです。
今回、幅広い教育・職業訓練を展開するSkills Groupと、第一次産業分野で長年の教育実績を持つNTAが一つのグループとなったことで、職業教育と英語教育の双方で新たな学習機会が生まれる可能性があります。
AESでは今後も、公的機関や教育機関から発表される情報に加え、現地の教育機関との交流を通して得た情報も交えながら、ニュージーランドの教育に関する動きを分かりやすくお伝えしていきます。
出典:Skills Group
“Skills Group expands into primary industries with acquisition of National Trade Academy”, 2 July 2026
※本記事はSkills Groupが公表した情報をもとにAESが日本語で要約・編集し、AESがNTA English Academyを訪問した際に得た情報を加えて作成しています。




