2023年5月にピンクシャツデイがありましたね!学校、職場、コミュニティがピンクシャツデーの運動に参加した方々によって、ニュージーランドにはピンク色が溢れました。現在は約180の国や地域に広がり世界的キャンペーンの一つとなっています。
このイベントは各地の学校で始まり、今はさまざまなコミュニティにまで広がり、定期的なイベントとなりました。イベントに参加することで、いじめを根絶するための積極的な行動を呼びかけています。
Kōrero Mai, Kōrero Atu, Mauri Tū, Mauri Ora!
声をあげよう、一緒に立ち上がろう、いじめをなくそう!
いじめ反対の日として知られる「ピンクシャツデイ」、人々がいじめに反対する姿勢を象徴するために、その意思表示としてピンク色のシャツを着る日です。 カナダで、当時高校生だった学生から始まったいじめ反対運動で、友人を救う活動としておこされました。ピンク色の服をきた男子高校生が、「ホモ」「ゲイ」などと学校で暴行にあい、上級生がその暴力的行為に、「ピンク色のTシャツをみんなで着る」という行動でいじめの撲滅を訴えたのがはじまりです。 世界中でさまざまな日に行われていますが、 2012年に国連が公式日を5月にすることを宣言し、それから世界の多くの国で認知されるようになりました。一つの学校の一つのいじめに対する一つの力強い行動とその想いが、世界中に広まったことを聞くと、とても感動します。 誰かのために行動をするのはとても難しい・・・そういう時がありますが、「自分に出来る事」をまずは考えていきたい・・・とニュージーランドにいると、本当に思います。ニュージーランドの学校ではこのイベントを柔軟に取り入れ、実行しています。いろいろな課題を抱える人間関係と他者理解の問題ですが、このニュージーランドの文化の柔軟性を思うと、また一つ、ニュージーランドが好きな側面が増えます。
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