ニュージーランドでインフルエンザが大流行|薬局で受けられる予防接種・無料対象者も解説
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ニュージーランドでは現在、インフルエンザ(Flu)が大きく流行しており、医療機関への負担も高まっています。
1Newsが2026年8月21日に報じたところによると、オークランドではインフルエンザに関連する入院が過去10年間で最も高い水準となっており、ニュージーランド全国でも感染率が過去4年間で最も高い水準まで上昇しています。
Health New Zealand(Te Whatu Ora)のDale Bramley最高責任者は、インフルエンザA型を中心に、RSV(RSウイルス)や風邪のウイルス、新型コロナウイルスなども重なり、医療システム全体が大きなプレッシャーを受けているとしています。

Healthlineへの相談も増加
ニュージーランドの無料医療相談サービス「Healthline」への問い合わせも急増しています。
1Newsによると、直近7日間の問い合わせ件数は7月と比較して約20%増加し、通常1日約1,000件のところ、現在は1,200〜1,300件程度の相談が寄せられているとのことです。
また、Healthlineへの相談の約30%が5歳未満の子どもに関するものとなっており、特に小さなお子さんがいる家庭でも注意が必要です。
インフルエンザなどの呼吸器感染症は通常、ニュージーランドでは冬を中心に増加しますが、専門家からは、今年の流行が春まで続く可能性も指摘されています。
ニュージーランドでは薬局でも予防接種ができます
日本から来たばかりの方には少し馴染みがないかもしれませんが、ニュージーランドでは、GP(かかりつけ医)や医療センターだけでなく、多くの薬局(Pharmacy)でもインフルエンザの予防接種を受けることができます。
2026年現在、多くの薬局では3歳以上を対象にインフルエンザの予防接種を行っています。薬局によって対応している年齢や予約の必要性が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
例えばクライストチャーチでも、Unichem、Chemist Warehouse、Woolworths Pharmacyなど、さまざまな薬局で予防接種が提供されています。Healthpointでは、近くの予防接種対応施設を検索することもできます。
対象者はインフルエンザ予防接種が無料に
ニュージーランドでは、重症化するリスクが高いとされる一部の方について、2026年のインフルエンザ予防接種が公費負担の対象となっています。
主な対象者には、以下のような方が含まれます。
65歳以上の方
妊娠中の方
喘息、糖尿病、心血管疾患など、一定の長期的な疾患がある方
免疫機能が低下している方
一定の重い精神疾患がある方、または専門的なメンタルヘルス・依存症サービスを利用している方
4歳以下で、呼吸器疾患による入院歴がある、または重大な呼吸器疾患の既往歴がある子ども
なお、「喘息であればすべて無料」といった単純な基準ではなく、疾患によって細かな条件が設定されています。無料接種の対象になるか分からない場合は、GPや薬局で確認することをおすすめします。
無料接種の対象ではない場合でも、自費で予防接種を受けることができます。Healthifyによると、一般的な自己負担額はNZ$25〜45程度が目安ですが、実際の料金は医療機関や薬局によって異なります。
体調が悪いときは無理をせずに
現在はインフルエンザだけでなく、RSVや新型コロナウイルスなど複数の呼吸器感染症が流行しています。
1Newsの記事では、専門家から、体調が悪い場合には出勤を控えることや、公共交通機関や待合室など感染リスクが高い場所でマスクを活用することなども感染拡大を抑える方法として挙げられています。
特に学生や仕事をしている人の場合、学校や仕事を休みたくないと無理をして登校・出勤してしまうこともありますが、自分自身の回復だけでなく周囲への感染を防ぐためにも、体調が悪いときには無理をせず休むことが大切です。
ニュージーランドの冬も終盤に差しかかっていますが、今年はインフルエンザの流行がまだ続いています。日頃から手洗いや換気などの基本的な感染対策を心がけながら、必要に応じて予防接種なども検討してみてください。
情報・出典:
1News
2026年8月21日
Pharmac – 2026 flu season
Health New Zealand – Book a vaccine
Healthify – Influenza vaccine
Healthpoint – Pharmacy / Immunisation services
※本記事は2026年8月27日時点の公開情報をもとに作成しています。予防接種の無料対象条件、料金、接種可能な年齢、予約方法などは変更される場合があります。実際に接種を受ける際は、Health New Zealand、Pharmac、GPまたは各薬局の最新情報をご確認ください。




