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New Zealandの公共芸術

執筆者の写真: アオテア教育サービスアオテア教育サービス

He toi whakairo, he mana tangata 芸術的卓越性があるところには、人間の尊厳あり。


朝晩が冷えるようになってきました。ニュージーランドの四季は、日本ほどに季節の主張が大きくてハッキリしてはいないかもしれませんが、一年を通して日本ほど気温差も激しくないので過ごしやすく、その季節を彩るように、公共の場所にはアート作品が多いのが、ニュージーランドの魅力の一つです。本日はパブリックアートについてご紹介。 1990年代頃から、ニュージーランドは公共芸術(パブリックアート)政策、とその収集や保管と保全に努めてきました。ニュージーランドで最も才能のある 20 世紀のアーティストの多くは、一流の建築家と協力して公共のスペースを豊かにすることに注意を向け、芸術作品が都市および地域の中心部全体で一般にアクセス可能な場所に配置されることになりました。 そっか!だから公園とかにこんなに可愛いオブジェがあるんだ!?と思われた方、そうなんです!アーティストたちの作品だったんです✨そんなニュージーランドも大注目の公共芸術(パブリックアート)。改めて聞かれると、どんな芸術作品なの?と思いますよね。

「パブリック・スペース」公共とはどこ?

公共スペースは、次の基準の 1 つ以上に適合する物理的な場所 (ギャラリーや美術館を除く) として定義されます。お金を払わなくても、アート作品を楽しめるというメリットがあります。そして芸術というものがさらに身近になりますね^^

  • 公的にアクセス可能(病院、学校、大学、教会、ショッピングモール、公共のアクセスが重要な要素である私有の建物のホールなどの事実上の公共スペースを含む)

  • 公衆に見える(景観の一部になっているなど)

  • 公営されている場所や施設の土地など

「パブリックアート」とは?

アートワークが「パブリックアート」と見なされるためには、次の基準すべてに適合する必要があります。

  • 芸術として意図的に作られた作品であること

  • 公共空間にあった、または現在ある作品であること

  • 公共団体から委託された、または公共の利益のために、または特定の公共の場所に設置されることを意図して作成されたものであること

つまり、ごみをポイ捨てして、「これはパブリックアートです」なんて言い訳はできません・・・ってことですね(←実際にあったとか^^;)例えば、こんなものもパブリックアートになったりしています^^

AucklandのWaitematā Plazaにある、ながーいベンチ(笑) 素敵ですよね。 ニュージーランドの中でも特にパブリックアートに熱心なのが「クライストチャーチ」です。毎年恒例となったイベント【SCAPE Public Art】は今年も11月から開催予定。現代パブリックアートを無料で鑑賞できるような公共の場に設置し、ニュージーランド国内外で活躍するアーティストによる作品がクライストチャーチの中心部で楽しめるようになります。 アート作品との触れ合いは、子どもたちの教育にも研究的に注目をうけているトピックです。日本とNZ間においても、だんだん渡航規制が緩和されてきていますから、新しくニュージーランドにお迎えする人々に、芸術の観点からニュージーランドを紹介するのも素敵ですね✨

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